シングルマザーこそ在宅ワークがおすすめ|子どもとの時間を最優先できた理由

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離婚して、ひとりで二人の子どもを育てていくと決めたとき。私が最初に考えたのは「どうやって稼ぐか」ではなく、「どうやって子どもとの時間を守るか」でした。

本当は、もっと収入の高い仕事を選んだほうがいいのかもしれない。でも——この子たちが小さい時間は、今この瞬間しかない。

そんな迷いの中で私が選んだのが、在宅ワークという働き方でした。

年収は決して高くありませんでした。私の場合、当時の年収は300万円台。まわりと比べて焦る気持ちがなかったと言えば嘘になります。それでも、子どもたちが二人とも小学生だったあの数年間を振り返って、私は一度も後悔していません。

むしろ、ひとり親だからこそ、子どもが小さいうちは在宅ワークを選ぶ価値がある——今は心からそう思っています。

この記事では、シングルマザーの私が在宅ワークで得られたもの、正直に感じたデメリット、そして子どもの成長に合わせた「働き方の切り替え方」まで、実体験をそのままお話しします。

在宅ワークを選んで本当に良かった理由

まずは、在宅ワークにして「これは本当に良かった」と感じたことを、ひとつずつお話しさせてください。どれも、通勤して働いていたら手に入らなかったものばかりです。

子どもの学校・園の行事に、すべて参加できた

授業参観、運動会、個人懇談、保護者会。子どもに関わる行事に、私は一度も「仕事だから行けない」と言わずに済みました。

「ママ、来てくれる?」に、毎回「もちろん行くよ」と答えられる。それだけで、こんなに心が軽いなんて。

ひとり親だと、行事に来てくれる大人は自分ひとりです。だからこそ、「行けない」を言わずに済んだことは、子どもにとっても私にとっても大きな安心でした。

子どもの宿題を、毎日そばで見てあげられた

学校から帰ってきたら、まず一緒に宿題。分からないところは横で一緒に考えて、本を読む習慣も少しずつ作っていきました。

特別なことは何もしていません。ただ「毎日そばにいた」だけ。でもその積み重ねが、今の子どもたちの学習習慣にちゃんとつながっていると感じます。

放置児にならず、精神的に穏やかに育ってくれた

これは、私がいちばん伝えたいことかもしれません。

学校から帰れば、家には必ず母親がいる。ただそれだけのことなのに、子どもは驚くほど安心します。

おかえり、と言える人がいる家。それが、この子たちの「当たり前」になっていた。

反抗期らしい荒れもほとんどなく、二人とも穏やかに育ってくれました。もちろん性格もあると思いますが、「家に帰れば誰かがいる」という土台は、確実に子どもの心を支えていたと思います。

家事との両立が、圧倒的にラクだった

在宅だと、家事が生活の流れの中に自然に溶け込みます。たとえば——

  • 急に雨が降ってきても、洗濯物をすぐ取り込める
  • 天気を見ながら、安心して布団を干せる
  • 仕事の合間に夕食の下ごしらえができる
  • こまめに掃除ができるから、休日にまとめてやらなくていい

仕事と家庭が「完全に分断されない」ことのメリットは、想像以上でした。夜にまとめて家事を片付けて、ヘトヘトで子どもに向き合う……ということが、ぐっと減ったんです。

通勤時間ゼロは、想像以上に大きかった

もし往復2時間かけて通勤していたら、その時間は年間で約500時間にもなります。1日8時間労働として、60日分以上です。

その500時間を、私は——

  • 子どもと遊ぶ
  • 宿題を見る
  • 本を読む
  • 睡眠に充てる

ことに使えました。「通勤しない」というだけで、こんなに時間と体力が残るのかと驚いたのを覚えています。

では、これを読んでくださっているあなたの場合はどうでしょうか。今の片道の通勤時間を入れるだけで、もし在宅ワークに切り替えたら1年でどれだけの時間が戻ってくるか、すぐに分かります。よかったら、試してみてください。

在宅ワーク時間シミュレーター

その通勤時間、もし在宅にしたら?1年で戻る「子どもとの時間」

毎日あたりまえに使っている、通勤の時間。
もし在宅ワークに切り替えたら、どれだけ手元に戻ってくるでしょう。

45
10分120分

いかがでしたか。数字にすると、毎日の通勤時間って、こんなにも大きいんですよね。私はこの戻ってきた時間を、子どもと過ごす毎日にまるごと使うことができました。

子どもの急な体調不良にも、すぐ対応できた

保育園や学校からの突然の呼び出し、発熱、学級閉鎖、通院。ひとり親にとって、これは本当に大きな問題です。

頼れる人が近くにいない中で、「今すぐ迎えに行けるか」は死活問題でした。在宅ワークなら、パソコンを閉じてそのまま迎えに行ける。この安心感は、何にも代えがたいものでした。

睡眠不足でも、なんとか乗り越えられた

次男がまだ0歳だった頃。夜泣きで、まともに眠れない日が何日も続きました。

もし毎朝きちんと身支度して満員電車に乗っていたら、私はきっと途中で倒れていた。

育児だけでも体力を使い果たすのに、そこに通勤とフルタイム勤務が重なっていたら……と思うと、今でもゾッとします。在宅ワークは、仕事で体力を使いすぎない選択ができたからこそ、育児と両立できたのだと思います。

正直に言う、在宅ワークのデメリット

もちろん、良いことばかりではありませんでした。これから在宅ワークを考えている方のために、正直なデメリットもお伝えします。

収入は、比較的低くなりがち

繰り返しになりますが、私の当時の年収は300万円台でした。高収入とは、とても言えません。

ただ、私はこう考えていました。

私は今、お金で買えない「子どもとの時間」を買っているんだ。

そう思えたから、収入の低さも受け入れられました。とはいえ、これは人によって答えが変わる部分だと思います。「今、何を優先したいか」を自分に問いかけてみてください。

キャリアアップには、限界を感じることもある

在宅ワーク中心の働き方だと、こんな壁を感じる場面もありました。

感じた壁具体的な内容
昇進しづらい管理職などのポジションに就きにくい
年収が伸びにくい転職市場でも評価につながりにくいことがある
人脈が広がりにくい社外・社内のつながりを作る機会が少ない

だからこそ大事なのが、子どもが小さいうちに、しっかり経験とスキルを積んでおくこと。ただ時間を優先するだけでなく、「次のステップに備えて種をまいておく」意識が、後から効いてきます。

子どもたちが中学生になる今、私は転職を考えている

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいことです。

私は決して、在宅ワークを「収入が低いからダメな働き方」だと言いたいわけではありません。むしろ逆です。子どもが小さかったあの時期、私は在宅ワークに救われました。

でも今、二人とも中学生になり、少しずつ手が離れてきました。行事の付き添いも、毎日の宿題チェックも、あの頃ほど必要とされなくなってきたんです。

寂しいような、嬉しいような。でも今なら、私自身のためにもう一歩踏み出せる気がする。

だから私は今、キャリアアップのための転職に挑戦しています。子どもが小さいうちに積んできた経験を武器に、収入を伸ばしていくフェーズに入ったのだと思っています。

私が考える「シングルマザーの二段階の働き方」

いろいろな経験をしてたどり着いた、私なりの結論はシンプルです。

時期おすすめの働き方目的
子どもが小さい時期在宅ワークを優先子どもとの時間・安心を最優先に確保する
子どもが中学生以降キャリアアップ転職を目指す収入・スキル・キャリアを伸ばしていく

最初から無理に高収入を目指す必要はありません。まずは子どもとの時間を守りながら、コツコツ経験を積む。そして子どもの成長に合わせて、自分のキャリアを伸ばしていく。

家庭の状況に合わせて働き方を変えていくこと。それが、シングルマザーとして「無理なく長く働き続ける」ためのコツなのだと、私は思っています。

まとめ|ひとり親だからこそ、在宅ワークという選択肢を

私はシングルマザーでしたが、それでも誰よりも子どもとの時間を作ることができました。

学校行事に全部参加して、宿題を毎日見て、急な発熱にもすぐ対応できる。子どもたちが「おかえり」と言ってもらえる家で、安心して育つ環境を作れたのは、間違いなく在宅ワークのおかげです。

収入面で悩んだ時期もありました。それでも、子どもが小さかったあの数年間は、二度と戻ってきません。

だから私は、今でも心からこう思っています。

ひとり親だからこそ、在宅ワークを選んで本当に良かった。

そして今、子どもたちが成長した私は、次のステップとしてキャリアアップの転職に挑戦しています。その時々の家庭に合わせて働き方を変えていく——それができるのも、あの数年間にしっかり足場を作れたからこそ、だと感じています。

もしあなたが今、「子どもとの時間か、収入か」で揺れているなら。子どもが小さい今の時期だけは、思い切って在宅ワークを選ぶ、という道もあると知ってほしいです。

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シングルマザーの働き方に、正解はひとつではありません。あなたと、あなたのお子さんにとっての「今いちばん大切なもの」を、いつでも真ん中に置いて選んでいけますように。

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