シングルマザーの習い事費はいくら?子ども2人でも無理なく続けるわが家の考え方

子育て
この記事は約9分で読めます。

子どもの習い事費、どれくらいかけるべきか。正直、何度も悩みました。

スイミング、英語、ピアノ、体操、サッカー、塾、通信教育……。
周りを見ていると、幼稚園や低学年のうちからいくつも習い事をしている家庭もあります。

うちも何かさせた方がいいのかな。 習い事をさせないと、子どもの可能性をつぶしてしまうのかな。 でも、シングルマザーで毎月の出費が増えるのは、正直きつい。

そんなことを、何度も自分に問いかけてきました。

現在、わが家の子どもは中2と小6。ここまで育ててきて思うのは、習い事費は「いくらかけるか」より、「何に、いつ、どれだけかけるか」の方がずっと大事だということです。

シングルマザーの子育てをしていると、教育費の話は避けて通れません。この記事では、シングルマザーの私が、子ども2人の習い事費をどう考え、どう決めてきたのかを書いていきます。同じように悩んでいる方に、少しでもヒントになればと思います。

習い事費は、上を見ればいくらでもかかる

子どもの習い事費は、本当に上を見ればきりがありません。

月謝だけなら何とかなると思っても、実際にはそれ以外にもお金がかかります。

スポーツ系ならユニフォーム代、道具代、遠征費、合宿費。音楽系なら楽器代、発表会費、衣装代。塾なら月謝のほかに、教材費、季節講習代、模試代もかかってきます。

しかも、子どもが2人いると単純に2倍です。

1つの習い事が月5,000円だったとしても、2人で1万円。それが2つ、3つと増えていくと、毎月の固定費はどんどん大きくなっていきます。年間にすると、想像以上の金額になることも少なくありません。

シングルマザー家庭のお金の悩みは、毎月の生活費だけでは終わりません。将来の教育費、急な出費、自分の老後資金のことも同時に考えないといけないからです。

だから私は、習い事に対しては最初からかなり慎重でした。

「周りがやっているから」 「なんとなく良さそうだから」 「早く始めないと遅れる気がするから」

そういう理由だけでは、始めないようにしていました。

シングルマザー9年目のリアルな家計公開|月16万円で2人育てる節約術
シングルマザー歴9年のえりままが、2人の子供との楽しいやりくり生活を公開!収入と支出の内訳や、教育費の節約術、日々の工夫など、実際の生活費をもとにしたリアルなヒントをシェアします。無理なく楽しく生活するためのアイデアが満載です!

幼少期は習い事より、図書館と公園を優先

わが家は、子どもたちが小さい頃、あまり積極的に習い事をしていませんでした。

その頃に私が大事にしていたのは、習い事よりもまず生活を安定させること。そして、できるだけお金を貯めることでした。

お金をかけた習い事は少なかったですが、その代わりにたくさん図書館へ行きました。

図書館で本を借りて、家で読んだり、寝る前に読んだり。お金はほとんどかかりませんが、子どもにとっては十分楽しい時間でした。

公園にもよく行きました。走り回ったり、友達とサッカーをしたり、虫を探したり、遊具で遊んだり。

今思えば、あの頃は習い事らしい習い事は少なかったけれど、子どもたちはしっかり体を動かして、たくさん本に触れて、友達とも遊んでいました。お金をかけなくても、子どもにとって大事な経験はたくさんできる。それを、身をもって感じた時期でした。

もちろん、幼少期から習い事をすることを否定しているわけではありません。家庭に余裕があり、子どもが楽しんでいるなら、それはとても良いことだと思います。

ただ、わが家の場合は、無理に習い事を増やすより、図書館と公園で過ごす時間の方が合っていました。

小さい頃に習い事を増やさなかった分、わが家では貯金の土台を作ることを優先していました。
手取り20万円台でも続けてきた貯金ルールはこちらにまとめています。

シングルマザーの貯金ルール|手取り20万円台でも1000万円貯めた方法
手取り20万円台のシングルマザーでも、無理な節約をしなくても1000万円貯めることは可能です。先取り貯金、特別費の積み立て、固定費の見直しなど、実際に私が続けている貯金ルールを紹介します

低学年からの塾は、わが家には不要だった

私は、低学年から塾に通わせることには、あまり積極的ではありませんでした。

もちろん、子どもの性格や家庭の方針によって考え方は違います。でも、わが家の場合は、小さいうちから塾に通わせるよりも、まずは本を読むこと、学校の勉強を大切にすること、外でしっかり遊ぶことを優先しました。

長男は、小さい頃から本をたくさん読んでいました。

図書館で借りた本を読んだり、家にある本を読んだり。そのおかげか、文字を読むことにあまり抵抗がありませんでした。

これは、後からかなり大きかったと思います。

中学受験の勉強では、問題文を読む力が必要になります。国語だけでなく、算数でも理科でも社会でも、まず問題を読んで理解しないといけません。

長男は、小学5年生になってから塾に通い始めました。低学年からずっと塾に通っていたわけではありません。それでも、本を読む習慣があったこともあり、勉強に入る土台はできていたのだと思います。

結果的に、長男は関西の難関中高一貫校に合格することができました。

6年生になってからも、塾は必要最低限。あれもこれもと追加するのではなく、必要なものを選ぶ形でした。

この経験から、私は「低学年から高額な塾代をかけないと難関校は無理」とは思っていません。少なくともわが家の場合は、低学年のうちは読書や日々の生活の中で、学ぶ力の土台を作ることを大事にしてよかったと感じています。

長男は必要なタイミングで塾へ

長男の場合、本格的に教育費がかかり始めたのは小学5年生からです。

それまでは、習い事や塾に大きなお金をかけるより、家庭でできることを中心にしていました。

小学5年生になり、本人の様子を見ながら塾をスタート。そこからは、必要な分だけお金をかけるようにしました。

中学受験となると、どうしても塾代はかかります。でも、全部をフルコースで取るのではなく、本当に必要なものを選ぶ意識は持っていました。

教育費は、かけようと思えばいくらでもかけられます。でも、わが家にはわが家の予算があります。

今、この子に本当に必要なものは何だろう。

だからこそ、いつもそう自分に問いかけながら判断してきました。

長男には、読書で育った読む力がありました。その土台があったからこそ、小5からの塾でも何とかついていけたのだと思います。

長男の中学進学後は、学費という大きな固定費も加わりました。
学費130万円が必要になったわが家の家計の組み立て方はこちらで詳しく書いています。

【2026年最新版】シングルマザー10年目|収入・生活費・受験費用と「学費130万円」の家計の組み立て方
学費130万円が必要になった2026年。シングルマザー家庭の収入・生活費・塾なし家庭学習の受験費用を公開。積立NISAの考え方も紹介します。

次男は勉強より野球。最低限の通信教育だけ

一方で、次男は長男とはタイプがまったく違います。

長男と同じように勉強に向いているかというと、そうではありません。正直、次男は今のところ勉強に強い興味があるタイプではありません。

だから、次男には最低限の進研ゼミを続けています。

無理に塾へ入れるのではなく、まずは学校の勉強についていくこと。基礎を大きく崩さないこと。家でできる範囲で続けること。そこを大事にしています。

そして、次男は小学4年生から少年野球を始めました。

野球は、月謝だけでなく道具代や遠征費などもかかります。親の協力も必要です。それでも、次男にとっては体を動かすこと、仲間と頑張ること、試合に出ることが大きな経験になっています。

兄が塾で結果を出したからといって、弟にも同じように塾代をかける必要はないと思っています。

子どもによって性格も得意なことも違います。だからわが家では、兄弟で同じ習い事をさせるのではなく、それぞれに合ったものを選ぶようにしています。

習い事や家庭学習を続けるには、お金だけでなく時間の回し方も大事です。
平日のルーティンはこちらの記事にまとめています。

シングルマザーの平日ルーティン:朝5:30から回す“崩れない時間割”
忙しいシングルマザーでも毎日を回すコツは朝に寄せること。平日のルーティンと、勉強を続ける仕組み、崩れた日のリカバリーもまとめました。

わが家の習い事費の考え方

わが家の習い事費の考え方は、とてもシンプルです。

子どもに合わせること。そして、家計を壊さないこと。

この2つです。

どれだけ良い習い事でも、毎月の支払いが苦しくなるなら続きません。一時的に払えても、家計に無理が出ると、親の気持ちにも余裕がなくなります。

習い事は、始めるときよりも続ける方が大変です。

月謝だけでなく、教材費、道具代、交通費、イベント費もあります。塾なら季節講習、スポーツなら合宿や遠征が入ることもあります。

だから私は、習い事を考えるときに「月謝はいくらか」だけでは判断しません。

  • 年間でいくらかかるのか
  • 送迎はできるのか
  • 子ども本人が続けたいと思っているのか
  • そのお金を出しても、貯金や生活費に影響が出ないか

そこまで考えてから決めるようにしています。

「みんなやっているから」で決めない

子どもが小さい頃は、周りの家庭がすごく気になります。

「もう英語を始めている」 「スイミングに通っている」 「低学年から塾に行っている」 「習い事を3つもしている」

そういう話を聞くと、焦ることもありました。

でも、家庭によって収入も支出も違います。祖父母のサポートがある家庭もあれば、送迎しやすい環境の家庭もあります。同じように見えても、家計の中身は全然違います。

だから、周りと同じにしようとすると苦しくなります。

シングルマザーの子育てでは、特に「わが家の基準」を持つことが大事だと思います。

わが家の場合、幼少期は習い事費をかなり抑えました。その分、お金を貯めることができました。そして、長男が本当に必要な時期に、塾代を出すことができました。

もし小さい頃から何となく習い事を増やしていたら、必要な時期に必要なお金を出す余裕がなかったかもしれません。

お金をかけない時期も、子どもは育つ

習い事をしていないと、何もしていないように感じるかもしれません。

でも、私はそうは思いません。

図書館で本を借りる。公園で走り回る。友達とサッカーをする。家で宿題をする。親子で話す。早寝早起きをする。

こういう日々の積み重ねも、子どもにとっては大切な経験です。

特に読書は、お金をあまりかけずに続けられる習慣です。長男を見ていても、小さい頃に本を読むことに抵抗がなかったことは、後の勉強にもつながったと感じています。

お金をかけることだけが、子どものためではありません。

もちろん、必要な時期にはお金をかける。でも、必要ない時期まで無理してかけなくてもいい。

これが、私の今の考え方です。

シングルマザー家庭こそ、習い事費は固定費として考える

習い事費は、毎月出ていく固定費です。

一度始めると、なかなかやめにくいものでもあります。子どもが楽しんでいればなおさらです。

だからこそ、最初にしっかり考えておくことが大切です。

わが家では、習い事を始める前に「この金額なら続けられるか」を考えます。

今月だけ払えるかではなく、半年後も、1年後も払えるか。兄弟それぞれに必要なお金が出てきても大丈夫か。急な出費があっても家計が崩れないか。

この習い事費を払い続けても、来年の私たちの暮らしは大丈夫だろうか。

そう自分に問いかけてから決めるようにしています。

シングルマザーのお金の管理では、教育費だけでなく生活費や貯金も守らないといけません。

習い事費をかけすぎて、毎月の貯金ができなくなる。特別費が足りなくなる。将来の学費が不安になる。

そうなると、本末転倒です。子どものために始めた習い事で、親の心に余裕がなくなるのは避けたいと思っています。

習い事は月謝だけでなく、道具代・遠征費・講習代などもかかるので、わが家では特別費として考えるようにしています。
特別費の考え方はこちらの記事にまとめています。

【2026年版】シングルマザーの特別費はいくら?子ども2人家庭の年間支出と積立ルール
シングルマザー家庭の特別費は年間いくら必要?子ども2人・手取り20万円のわが家が、学校費・医療費・家電費など年間40万円前後の備え方を紹介します。

まとめ:習い事費は「子どもに合うか」と「続けられるか」で決める

シングルマザーの習い事に、正解はないと思います。

たくさん習い事をしている家庭もあれば、ほとんどしていない家庭もあります。どちらが正しい、どちらが間違いということではありません。

大事なのは、わが家に合っているかどうかです。

わが家は、幼少期は習い事費をあまりかけず、図書館や公園で過ごす時間を大切にしてきました。長男は小学5年生から必要なタイミングで塾へ。次男は最低限の通信教育と、本人に合っている少年野球。

子ども2人でも、同じようにお金をかける必要はありません。

その子に合ったものを選ぶ。必要な時期に、必要な分だけかける。そして、家計を壊さない範囲で続ける。

これが、わが家の習い事費の考え方です。

習い事費は、上を見ればいくらでもかかります。だからこそ、周りと比べすぎず、わが家のペースで決めていけばいい。子どもにとっても、親にとっても、無理なく続けられる形が一番だと思っています。

関連記事
習い事費や教育費を考えるときは、毎月の生活費や特別費とのバランスも大切です。わが家の家計管理については、こちらの記事も参考にしてください。

シングルマザー9年目のリアルな家計公開|月16万円で2人育てる節約術
シングルマザー歴9年のえりままが、2人の子供との楽しいやりくり生活を公開!収入と支出の内訳や、教育費の節約術、日々の工夫など、実際の生活費をもとにしたリアルなヒントをシェアします。無理なく楽しく生活するためのアイデアが満載です!
【2026年版】シングルマザーの特別費はいくら?子ども2人家庭の年間支出と積立ルール
シングルマザー家庭の特別費は年間いくら必要?子ども2人・手取り20万円のわが家が、学校費・医療費・家電費など年間40万円前後の備え方を紹介します。
シングルマザーの貯金ルール|手取り20万円台でも1000万円貯めた方法
手取り20万円台のシングルマザーでも、無理な節約をしなくても1000万円貯めることは可能です。先取り貯金、特別費の積み立て、固定費の見直しなど、実際に私が続けている貯金ルールを紹介します

コメント

タイトルとURLをコピーしました